すべてが幸せへの途中

30歳にして振られ、絶望真っただ中の私。このまま悲しみに暮れて生きるのもどうしようもなく苦しすぎるので、幸せになろうと決意。潜在意識や引き寄せ、色んなことを駆使して克服、幸せになっていこうというブログです。そう、どんなことも渦中にいたら辛いけれど、後から思えば「あれは幸せになるための途中経過だったんだ」

好きになった人がゲイだった

好きになった人がゲイだった。

大失恋の後、好きになった人。

私のことを信じてくれて、私のためにみんなに説明し、行動してくれた人。


他の人は誰も私を信じてくれなかった中、彼1人だけが私を信じてくれた。

私は信じてもらえたのが嬉しくて、ますます彼に夢中になった。


これまでの人生で辛いことも沢山あったけど、全ては彼に会うためにあったんだ。人生で無駄なことなんて何一つないんだって思えた。


私は彼に会うためだけにオシャレに磨きをかけ、毎朝早く学校へ行き勉強し、彼ともっと話がしたいために、共通の言葉である英語の勉強に力を入れた。


特にここ一ヶ月くらいだろうか。私は彼のためだけに生活してきたと言っても過言ではないくらいだった。

そう、私は恋愛にのめり込みやすいのだ。

好きな人ができると全てが薔薇色になる。幸せいっぱいになる。

毎日、息をしているだけで幸せを感じた。

彼と一瞬すれ違うだけでも嬉しくて、そのために時間を計算して行動したりした。


彼とはこの一ヶ月特に特に接近してきて、淡い期待がだんだん濃くなってきた。彼ともっと語り合いたい。彼を知りたい。私のことも知って欲しい。気持ちはどんどん加速した。


そんな時、彼からちょっと会えないか?と呼び出された。

呼び出されたのは私だけではなかった。もう1人ゲイの友達も呼び出された。

そこで、唐突に

I’m gay.

と告げられた。本当に唐突だった。私にとっては。だって、歩きながらだったし、なんの前置きもなかったし。

最初は何のことを言ってるのか理解できなかった。

でもすぐに頭は追いついた。

彼曰く、彼がゲイであることに私が気づかなかったのは私がストレートの女の子だから、と。

そして続けざまに言った。

今付き合っている人がいる、と。

それは私たちの共通の友人だった。彼は性格もよく私も大好きな友人だった。一ヶ月前から付き合っている、と。それはなんと私の誕生日だった。

彼は現実を突きつけ、私を家まで送り届けると、彼氏のもとへ帰って行った。

ぐうの音も出なかった。しばらく事態が飲み込めなくて、普段は飲まないお酒を煽った。

酔った頭でぼんやりと状況を理解した。理解しようと必死だった。


彼はゲイ。私のことを好きになることは一生なく、私に欲情することも絶対ない。私にはキスさえもできない。

そして彼は今彼氏がいる。彼は今彼氏とセックスをしている。

私の好きな人が私以外の人と、それも私の友人とセックスをしている。

ああ、この状況はちょうど8ヶ月前もあったな。

私の人生ってなんなんだ。私の好きな人はいつも別の人、それも私の友人とキスをして、セックスをして、幸せになるんだ。


胸が潰されそうな思い。でも2回目だからか?幸いなことに8ヶ月前ほどの打撃はなかった。


そのあと、カミングアウトした彼と彼氏と共通の友人と食事会をした。正直、食欲は皆無で何も口につかなかった。ひたすらビールだけを煽った。でもこの動揺を周りの友人に気づかれないように。


翌日、翌々日、何も手につかなかった。

したことといえば、インターネットでゲイについて必死に調べた。

もしかしたら彼はバイなのかもしれない。そんなことはないのに、ゲイからバイへなる可能性を調べたり。一縷の望みを探した。馬鹿みたいに必死だった。


でも、事実として、彼はゲイなのだ。そして今愛する彼氏がいる。彼が彼氏を愛していることは、2人を見ていれば容易に分かった。むしろどうしてこれまで気づかなかったのか。サインは沢山あったのに。


そして彼はゲイ以外の人にカミングアウトしたのは初めてだと言った。それはつまり私が信頼されていることではないのか。彼は私の人間性を認めてくれたということではないのか。

彼とキスしたりすることは一生ないけれど、固い友情が生まれたということではないのか。

それはそれで凄いことではないのか。


彼はカミングアウトするまで悩んだだろう。特に彼の国でのゲイの肩身はとても狭い。彼が非常に優秀なばかりに両親や友人たちからの期待やプレッシャーも重い。

そんな中1人抱えてきたであろうゲイという事実。

そして今一時かもしれないが彼は愛する人と安息できる場所がある。

それは彼にとって幸せなことではないのか。

彼が幸せで安らぎを感じられること、

それは私の彼への願いでもあると気づいた。


そう気づいたら、私にできることは一つ。なるべくこれまでと同じように彼と接することだ。

好きな人が彼氏といちゃついてるのを見るのは非常に辛いものがあるけれど、彼をそっと応援しよう。私の彼への想いはそっと手放そう。


私はまた新しい人を見つけよう。

私なら大丈夫。

きっとまた恋をする。

On my side 私の味方でいてくれる人

最近、好きな人が私に甘いというか色々気にかけてくれる。


最近一番ストレスだったのが、仲のいいグループに好きじゃない2人が入ってきたこと。


これまで心地よかった場所がそうでないものに変わり、それで地味にストレスを受け、1人泣いてしまったり、みんなから離れて1人でいることもあった。距離を取らないと自分を保てなかったから。


そしたら最近、好きな人が私に、今居心地が悪いでしょう?と言ってきてくれたのだ。

他のメンバーは全く気にしないし、彼らのことが好きだし、私の気持ちになんて気付きはしないのに、気づいてくれた。


それだけで私はすごく救われた気持ちになった。自分の気持ちを理解してくれて、私が好きじゃない理由も彼は同感してくれて、すごくびっくりしたのと同時にとてもとても嬉しかった。


でも彼はそれだけでは終わらなかった。他のメンバーに私と彼の気持ちを伝え、改善できないかを試みてくれたのだ。


私は彼が私を信じて私の味方でいてくれるだけで十分嬉しかった。

でも彼はそれに留まらず、行動もしてくれた。


更には別の日に、私がポロリと話した不安を覚えてくれていて、私が言えなかったことを見透かしてか、彼が不安を取り除くために他の人に聞いてくれた。

そして私に「だから心配しないで。」と。

これをされたときには思わず涙が出た。


正直期待してしまっているけれど、彼がなにをもって私を信じてくれて助けてくれているのかは分からない。彼はただ、そういう人柄なだけなのかもしれない。


私は去年、誰よりも大好きで信じていた人に、急に態度を急変されて、私の発する言葉が何一つ信じてもらえなかった経験がある。


そのどん底まで落ちた経験があるから、今回のことが本当に嬉しかった。

好きな人が私を信じてくれて、私の味方でいてくれる。

こんなにも嬉しいし安心することってあるんだ。




疎外感

最近、いつもいる仲間と一緒にいても疎外感を感じる。

というより、昔からそうだった。最近はその傾向が強い。

たぶん、彼らとの間に溝を感じ始めている。違う何かを。考え方とか、いろいろ。特に特筆すべきはほとんどがゲイという環境なのもすごくストレスなんだと思う。

私は彼らに対してなにも偏見はない。ただ、まわりの90パーセントがゲイという環境は、じわりじわりと私を蝕んでいくようだ。

ゲイの人たちはゲイの人たちの世界で完結していて、そこに女の入る隙はない。友達としてもとても少ない。みんなではないが、多くのゲイが男とのみ付き合いたがる。

だから無意識のうちにこれまで以上の疎外感を蓄積していって、いま爆発した。


そして私は1人の男性に恋をしてしまった。

でもこんな環境の中私も余裕がなくなり、彼は年下ということもあり、恋愛対象には入らないだろうな、という現実を突きつけられ、辛く思ってしまっている。


どうすることもできない。


私は、分からない。

新学期

新学期が始まって落ち着かない。

部屋の引越しやクラス変更。これまで慣れ親しんだものが一新するから当然なのだが。

この時期はやはり何度経験しても慣れない。うん。仕方ないな。


ところで、私は気になる人ができたわけだけど、脈ありかなと感じていたわけだけど、最近になってそうでもないのかもと思い始めた。


だから私からは動かない。自分の世界を充実させる。彼を中心にしてはいけない。うん。


そうするんだ。


でも、今日たまたま3回もばたりと会ってしまい、それで私はとても嬉しくなってしまったんだ。彼も嬉しげに話してくるからなおのこと。

…彼がかっこよく、可愛く見えてしまう。

はぁ…これは認めたくないけれど、すでに恋に落ちてしまっているんだよなぁ…

今好きな人と昔好きな人を比べてしまう

今好きな人、なんか急に脈なしになったかも。と感じた。

なんか冷たくなった気がする。


私たち今海外旅行をしているけれど、危ない道でも私を気にせず1人でスタスタ行ってしまう。


いや、その前に、なんだか気にしてわざわざ不得意な日本語で話しかけてきたり、隣にきたりしたけど、私が逃げてしまったこともあるけど…


でも、それは置いといても、前好きだった人なら私を1人残して自分だけ行ってしまうことはあり得ないと思う。なんならその人の周りの友達でさえそうだった。私に優しかったんだ。


その優しさに甘えてしまったと言うか慣れてしまったと言うか、戻れないね、なかなか。


はああ…どうして今日泣いてしまったんだろう。涙が止まらなくなってしまったんだろう。


自分でも分からない。疲れてるのかな。そして人の気持ちに敏感だから、お腹が空いてイライラしてる人とかの側にいて、なんてやつだと思いながら、せめて私が気丈にして明るくニコニコしていなきゃと思って頑張り続けた。


その反動かな。何かがプツンと切れて、もう涙は止まらないし、笑顔も作れないし、優しくされるとますます泣けてくるし、そんな様子の私をみてこそこそ話してるのも感づいたし、それで好きな人が私を明らかに避けているのもとても辛かった。


でもそれを伝える手段の言語力は私にはないし、そもそもそれを話したらグループの居心地が悪くなるからどうもできないし、八方塞がりだった。


波乱の旅行1日目。あと7日あるけど耐え抜けるのか、この後に彼らとの関係性はどうなっているのか。

急転直下

まさに急転直下。

気になっていた新しい男性に対して不信感が生まれてしまった。

判明したのはモヤモヤしていたことを友達にズバッと指摘されて納得したからだ。

「夜に?1人で街を歩いたの?何時?それは本当の友達なの?」と心配してくれた。そしてため息をついた。


というのも昨日の夜、私たちは複数人で食事をする約束をしていた。待ち合わせの駅は街の中でも治安が悪いとされる場所で多くの浮浪者やホームレスがいる。

実際、私も駅に着いた瞬間からその不穏な空気を感じとり、駅の外に出ると多くの中年男性から凝視された。上から下まで不躾に見られ、思わず駅の中に逃げ帰ったほどだ。


ただ、そこにいつまでもいるわけにはいかず地上に出た。しかしながら男達の視線、そしてなぜか私の後をつけてくる男も。もう半泣きだった。


そんな中、私は1人待ち合わせ場所を間違え、合流できなかった。不安な気持ちを訴えるも私に電話をくれた友達らはケラケラと平気そうで、これから行くレストランの住所を送るからそこに来るように言う。


私のいた場所はそんなに難しくはなかったと思うけど彼らは迎えにはきてくれなかった。


仕方がないので、半泣きになりながらも不穏な地区を15分ほどGoogleマップを頼りにレストランに着いた。


その一件で、あれ少し違うなと思い始めた。


その後、私たちはこれまた治安が悪い地域だが、夜市に繰り出した。そこでガラの悪いタトゥーを入れた男達が明らかに私に近づいてきてはジロジロと見てきた。

私は男友達に助けを求めて近くへ行ったり、変な人がいると話してみたが取り合ってくれなかった。


しまいには、少し離れた不気味な雰囲気のトイレに行く時、途中まで案内してくれるものの、じゃああとはこう行けばいいからといい、他の友達のもとへ合流していった。

私は人気がない薄暗い地下街のトイレに早足で行き、またもやいた浮浪者に凝視されつつなんとかことを済ませた。


書き出すとこんな感じだ。

違和感が湧きつつも、私は30歳の大人なんだから小娘みたいなこと言ってはいけない、と不安と戦いながら自分に必死に言い聞かせていた。守った余裕をもって堂々としていないと、とか。


昨日の夜そんなことがありつつ、なんとなくモヤモヤしながら今日に至って、冒頭の別の友達の言葉。

その友達は22歳で、いつも私の年齢が上なことで茶化してきたりしているのに、そんな事を言われた。


その瞬間思わず泣きそうになった。授業中だったから涙は収めたけど、授業を投げ出して外に行って泣きたい気分だった。


こんな中、私は明後日からこのモヤモヤがある友達らと1週間の旅行へいく。

どうなるのかは分からない。

ただ、気になり始めていた男性への気持ちは急速に冷めてしまったような気がする。



苦しさが消えた?

これまであんなに苦しかったのに。彼のことをずっと考えていて、その間自分をぐるぐる巻きにして。とにかく苦しくて辛くて。永遠に出口がないトンネルの中にあるような気持ちだった。

そのはずなのに、今、なんか、ストンと付き物が落ちたような。

全く気にならないといえば嘘になる。でも、どうでもいいようなそんな気持ち。

少し気になるけど、もう遠く離れて、彼がどうしようと私にとってどうでもいい。なんでもいい。興味が落ちた感じ。

突然きたね。これはとてもいい兆候だ。


その理由の一つとして…ここ3週間くらいか、私は1人の男性が気になり始めている。

そしてうっすら彼からも好意を感じている。ただ、優しさを比べてしまうと雲泥の差があるのだけど。

それ以外の部分で惹かれ始めている。


どうなるかは正直分からない。でも、今はそれでいい。彼の存在のおかげで過去の呪縛から解放され始めているから。


うん。ゆっくり、ちょっと様子を見てみよう。


そしてちょうど今、水星の逆行が終わったんだね。なんというタイミング。

人生は捨てたものではない。きっとそう。